借金 多重債務 借金返済

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借金を作ってしまう原因を知ることで、借金地獄に陥ることを避けられる可能性があります。まずは借金を作る原因から理解しましょう。

借金を作ってしまう原因

典型的な借金を作ってしまう原因について見てみましょう。これらを回避することができれば借金を背負わないで済む可能性があります。


事業の失敗

普通の生活をしていれば、いきなり巨額の借金を背負うことはあまりありません。一生懸命働いても稼ぐことが難しいほどの巨額の借金を作ってしまう例として、最も多いのが事業の失敗です。有名な大企業が倒産するようなニュースをテレビや新聞などで頻繁に見かけるように、事業(ビジネス)に絶対ということはありません。成功する確率が高い事業に、明確な計画と信用できるメンバーで取り組み、しっかりとリスクをコントロールしていけるような状況でない限り、事業に多額の資金を投じるのは止めるべきでしょう。


映画製作の失敗

トップページの「借金を返済した人たち」のさだまさし、石井竜也の例にあるように、初めて映画製作に取り組んで大きな借金を作ってしまうことがあります。これも事業の失敗の一例ではありますが、どちらかというと「事業」という感覚よりも、アーティスト(芸術家)的な感覚で自分の作りたいものを作ることを優先し、採算が取れなくなってしまうことが多いようです。実際、さだまさしの映画、石井竜也の映画も一定の評価を得ていますが、興行収入に比べて圧倒的に多くの製作費を投入してしまったために巨額の借金を作るという結果に終わっています。良いものを作りたいというアーティストには、資金管理のできる有能なパートナーが必要なのでしょう。


ギャンブル

ギャンブルで負けて借金を作ってしまう例は、昔からある典型的なパターンです。はっきり言ってしまえば、ギャンブルとは胴元が儲かる仕組みになっています。ギャンブルを主催している側が、大きな利益を上げているのは明らかです。ギャンブルに勝った時に快感を覚えるような本能が人間にはあります。それを利用して一部の客に一時的に儲けさせ、集客していくシステムです。


ギャンブルで負けても、通常は賭けたお金が失われるだけです。それが許容できる範囲であれば、気分転換になるかもしれません。しかし、のめり込むと、負けた悔しさから勝つまで続けることとなり、次第に日々の生活に支障をきたすほどお金を投じることとなります。その結果、借金をするようになった時に後戻りできない借金地獄への道が始まります。ギャンブル欲は、人間の本能に根ざすものだけにのめり込んでしまうと自分を律することが難しくなってしまうのです。そうなる前に止めることが大切です。


投資の失敗

事業の失敗に似ていますが、ここでの投資の失敗とは、経営をするのではなく純粋な投資活動による失敗です。


例えば株式投資。昔は株式投資をするだけで「株をやっているの!?」と驚かれたこともありますが、現在ではごく普通の人でもインターネットで株式投資をしています。株式投資で負けても、通常は投資した資金が失われるだけです。余裕資金で株式投資している範囲であれば、巨額の借金を背負うことはありません。それではなぜ株式投資の失敗で借金を背負ってしまう人がいるのか?一つのパターンは、信用取引です。信用取引委託保証金率というものがあって通常は30%です。つまり投じた資金の3倍強の株を運用できます。これは儲かる時は3倍以上の効率で儲けられることになるのですが、当然負ける時の損失も3倍になります。これによりもともと持っていた資金よりも損失が大きくなり、借金になってしまうのです。したがって、株式投資では特別自信がなければ信用取引は止めるべきです。また単純にお金を借りてきて、その資金で株を買う人もいます。株価の変動を完璧に予想することは不可能です。借金の期日までに株に投じた資金が回収できなければ、途端に借金の返済ができなくなり、借金が膨らんでいくことになります。


バブル崩壊後の日本で数多くあったのは、不動産投資の失敗です。不動産投資の場合、ほとんどは銀行等から借り入れをして不動産を購入します。バブル期はそれを転売して差益を設けている人が多数いました。ところが不動産価格が下がり始めると差益を儲けることができなくなり、破産した人、命を絶った人がたくさんいます。不動産の価格が大きいため、借金の金額が大きいことが不動産投資の失敗を悲惨なものにしています。忘れがちなのは、普通の人が自宅を長期のローンを組んで購入することも、不動産投資です。バブル崩壊後に多くの銀行が破たんし、再編されました。その中でも仕事を続けられた人は恵まれているのですが、ほとんどの場合給与が下がり、かつての給与水準が続く前提で組まれたローンが返済できなくなり、命を絶った人も少なくありません。住宅ローンを組む時も慎重に検討することが大切です。


就職活動の失敗

最近多い事例は、学生時代に受け取っていた奨学金が、卒業後に返済できなくなってしまう事例です。最悪なのは新卒で就職できなかったパターン。現代の日本社会では新卒で就職できないと、その後の就職が極めて難しくなるのはよく知られています。就職できなければ収入がありませんので、当然のことながら奨学金が返済できません。就職できた場合も、そもそもの給料が少なくて、返済ができないという事例もよく聞きます。学生時代にしっかり勉強し、一生懸命就職活動し、まずは新卒で就職することが大切です。また学生時代にも、アルバイトなどによってできるだけ稼いで、お金を少しでも貯めておくことが大切です。


浪費

見栄、物欲に負けて浪費を重ねてしまうパターンがあります。高額な報酬を受け取っていながら、金遣いが荒く、借金を作ってしまった大物芸能人、スポーツ選手などの話もよく聞きます。男性の場合、高級クラブなどで大盤振る舞いしたり、子分を従えて豪遊したりして、一晩でとんでもない金額のお金を使ってしまう事例が多いようです。これは見栄によるものでしょう。また高級車、高額な貴金属、ファッション、高級マンションなども見栄によるものです。場合によっては女性に貢いでいるパターンもあります。どんなに稼いでも、それ以上に使ってしまえばお金が無くなるのが道理です。そして稼げなくなった時に急激に支出を減らすことができず、巨額の借金になるパターンが多いのです。

女性の場合、ショッピングが好きで、欲しいものをバンバン買ってしまい、それが抑制できず、クレジットカードなどの支払いができなくなってしまうパターンがあります。これは依存症の一種でしょう。収入と支出の管理、計画的に貯金をするなどの自己管理が必要でしょう。


ずさんな返済計画

借金は返済しなければなりません。住宅購入、車の購入などで多くの人がローンを組みます。購入時は「良いものが欲しい」という想いが強く、十分に返済計画を検討しないで安易にローンを組んでしまう人が少なくありません。

終身雇用制度が多くの企業であった時でも、業績不振・ボーナスカットなどで返済に窮する人がいました。今では給与が上がらないだけでなく、リストラされることも珍しくありません。本当に30年ローンのような長期のローンを組んで、住宅を購入したりして大丈夫なのでしょうか?これまでよりも先が見え難い時代になっています。多額の借金をすることのリスクは非常に高くなっているようです。


地震、津波、竜巻などの自然災害

子供の頃は「関東大震災」の話などを聞くと、「そんな大きな地震が起こったことがあったんだ」とリアルな感じがしませんでした。しかし、何十年も生きてくると日本でも大きな地震が起こるのをテレビで見たり、実際に自分も経験することがあり、大地震の恐ろしさがリアルに感じられるようになりました。

東日本大震災の時の津波の脅威は何度もテレビで放送されましたので、一生忘れることはありません。また最近は、地球温暖化の影響なのか、竜巻による被害も聞くことが増えたような気がします。他にも地滑り、洪水などいろいろな自然災害があります。

自然災害に見舞われてケガをする、最悪の場合は命を落とすこともあります。さらに家屋への損害も大きなものになるでしょう。これらが原因となり、大きな借金を負ってしまうことがあります。


交通事故、火災、犯罪の被害に遭う

必ずしも自らの過失ではなくても、交通事故に遭ってしまうことはあります。忘れてはならないのは、どのような経緯であれ交通事故で命を落としたり、大きなケガをすると、その後の家計に大きな影響を与えます。

火災に見舞われた場合も、家計への影響が甚大です。借家であった場合は、立ち退きを迫られることもあります。

犯罪の被害に遭うこともあります。仮に加害者から損害賠償を裁判によって勝ち取ったとしても、支払われないことも少なりありません。加害者側も経済力が無い場合が多いからです。


コンテンツ

1.借金を返済した人たち

2.自己破産(民事再生)した人たち

3.借金を作ってしまう原因

4.借金に負けないためにどうすればよいか?

5.収入を増やす!節約する!

6.女性の貧困について

7.高齢者(老後)の貧困について

8.交通遺児世帯の貧困について

9.借金返済(債務整理)方法

10.ギャンブル依存症

11.借金・貧困に関係がある統計情報

12.格差社会を知る・生き抜くための本

13.奨学金・学費貧乏

14.スポーツ選手とお金

15.ローンの審査が通らない理由は?


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